reliure

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reliure.jpgむかし「外国語学部」というところで学んだこともあり、辞書が部屋のあちこちに置かれています。

単に書棚に入るスペースがなくて、こたつのまわりに無造作に(こたつから出なくても手が届く範囲で!)置いてあるだけのことなのですが。

いま作っているフランス語の逆配列による動詞リスト&活用表をちょっと充実させようと、あれこれ考えています。単なる動詞のリストでもなく、また、単なる活用表でもなく、なにかもっとおもしろくて役に立つような・・・

訳語に英語も加えたらちょっと便利かなと思って、この辞書を取り出してみました。角川書店の『アポロ仏和辞典』です。既存の仏英辞典に和訳を加えたもので、英訳は別色で印刷されているので、区別しやすいようになっています。

さて、この辞書で "reliure" という語を引いてみたところ、こんな解説がありました。

◆製本は大別して、reliure manuelle(手造り製本)とreliure industrielle(機械製本)に分かれる。化粧裁ちをしないbrochage(仮綴じ)は本の形にまとめるだけなので、製本ではあるが装丁とはいわない。超豪華装丁には金表紙や宝石をちりばめたものなどもあるが、主流は革装で、vélin(子牛革)、maroquin(モロッコ[ヤギ]皮)、basane(羊革)、parchemin(ヤギまたは羊革)、chagrin(ヤギまたは羊の粒起革)などが用いられる。革を使用する部分によって、pleine reliure(総革装)、reliure amateur(背と表紙角の革装)、demi-reliure(背のみ革装)に3大別。ほかに、reliure en percaline(上製布装)、reliure en toile(クロース装)、cartonnage(カートン表紙背布装)、reliure [à la] bradel(カートン装)、reliure en plastique(ビニール装)など。欧米では、自分の読んだ仮綴じ(livre broché)を好みの色の革装本(livre relié en cuir)に仕立てなおして愛蔵する愛書家が多い。

私がつくる本は糸でかがっただけで、そのあと立派な表紙をつけるとか、化粧裁ちをするわけでもないので、この説明によれば、brochageということになるのかなと。

工芸製本reliure manuelleに興味がないわけではないけれども、それとは別の、もっと身近な製本をしていきたいし、それを案内していきたいなと考えています。

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