ワークショップ

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最近、ワークショップで充実しています。

◆土曜日ワークショップ

土曜日の「予約があったときだけやる」ワークショップ、先々週の土曜日は1日に3回立て続けで行いました。最初に1人、次に3人、最後に4人で合計8人。こんなことは滅多にありません。

普段は予約なんて入らないし、あったとしても大体はひとりでお越しになるので、参加者のペースにあわせて教えることができます。1人か2人だとこれが可能。教室というよりも稽古といった感じです。

手を動かす作業なので、手順を指示して、動きを確認しながら良いのか悪いのかを助言する、そして手順が飲み込めた頃に作業のコツやポイントを加えて説明する。そんなスタイルがやりやすいなと思っています。

先々週に参加された方が、忘れないように復習するのだと、お帰りになる前に翌週の予約をして行かれました。二週連続でのワークショップです。一度目はとにかく完成させることで精一杯になってしまいますが、後から振り返ったときに手順が思い出せなかったり、細かい部分まで覚えていなかったり、なので、そのギモンを解消するために参加するのだと。

やっている内容は全く同じなのですが、一度目と二度目とではあきらかに違いがあったと思います。そして完成した本も最初のときよりもずっと良くなっていました。

こういうのって嬉しいですね。いちどやってみて、それで無事に完成したと喜んで終わりというのではなく、自力でできるようになりたいという、その気持ちが嬉しいし、吸収しようとするその意欲がたのもしい。

わたしのワークショップでつくる本は、特別な道具を必要としないので、覚えてしまえば自力で十分にできるようになります。なにかを始めるのに、あれもこれもと道具を揃えなければならないのは大変なことですし、ひょっとしたら無駄になってしまうかもしれないし。ちょっとした治具類はあった方が良いけれども、これだってちょっとがんばれば自作できてしまう位のモノだし。作業効率のための治具についてはWSでもできるだけご案内するようにしています。

◆出張豆本工房

先日、他のところで「出張豆本工房」というワークショップをさせて頂きました。こちらは参加者が7名で普段の倍以上。でも、ありがたいことに時間はたっぷりあるので、やり方を変えてご案内しました。

先に練習用の教材を使って、とにかく一度糸かがり製本の手順を体験してもらう。指示書を渡し、その指示に従って教材を綴じていくという作業。すでにこの時点で混乱気味です。

なんとか一通りかがり終えた後に、わたしが実演する。そして最後に作品を作ってもらうという流れです。

この場合、先に体験してもらってから実演を見てもらうというのがポイント。

指示書と口頭での説明に従って針を動かしても、頭の中で整理されていなければ、結局何も残りません。

いちど自分で手を動かしてみて、それからお手本を見せる、そうすると、一度目に分からなかった部分を注意して観察できるし、練習の時には流れを追うだけで精一杯だったことも二度目にやるときはコツがつかめるはず。

糸の締め具合は最初の段階で説明してもなかなか伝わりませんが、自分で作ってみて、そのあと実演を見ることで納得できるのではないかと思います。

だったら最初にお手本を見せれば良いのに、と思われるかもしれませんが、わたしはそうは思わない。

体験した後でなければ、なにが自分にとって難しいのか、どうやったらうまくできるのかといったギモンを持つこともないと思うのです。先に実演を見たからといって、いきなりできるとは限らないのです。

人数が多い場合は、どうしてもひとりひとりの作業状況を確認するのが難しくなってしまいます。なので、ある程度理解した状態にしてから作品を作ってもらう必要があるかなと。

◆活版TOKYO2015 手製本ワークショップ

次に行う「活版TOKYO2015」の手製本ワークショップ、こちらは一度に6人の方が製本体験をします。

時間はおよそ90分~110分程度。他のWSでは表紙の下準備から始めますが、今回はあらかじめ済ませておくので、実際は本文6折と表紙を含めて8折り分のかがり作業と最後の表紙の仕上げのみ。

この時間内で練習→実演→作業は厳しいので、練習の代わりに概要を説明し、実演をご覧頂きながら指示書の内容を確認してもらう、そして各自かがり作業に取りかかるという流れになるかと思います。

今回、白紙のノートではなく、ナカミがある絵本をつくります。100年前の洋書をミニチュア化したモノ。オリジナルの本は当日会場にお持ちしますので、是非ご覧下さい。

もとの本はB5サイズぐらいありますが、思いっきり小さくして、手のひらにのるくらいの小さな本に仕立てます。大きすぎず、また小さすぎず、初めて糸かがりを体験するのには、このくらいがちょうど良いかなと思っています。

なんといってもイラストがかわいいのです。そして表紙はイベント実行委員のまんまる〇さんによる活版印刷です。いますぐにでも公開したいところですが、これは当日のお楽しみということで。

告知がはじまって、予想外に早い時期に定員に達してしまったため、予約が間に合わなかった方が既に数名いらっしゃいます。

活版TOKYO2015が終わった後でも、土曜日ワークショップでご案内するつもりですので、ご希望の方はメールでお問い合わせ下さいませ。

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