瓶の中の

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小さな本工房には普通の人が持っているようなものはないのに、逆に普通はこんなものないよねってものがあったりします。

手製本を手がける前は、ハーブに興味があって、将来はハーブ園と資料館を作ろうなどと半ば本気で考えていました。そのための場所もあるし(家は福島だし、しかも農家)、農作業も経験しているし、無理をしてハーブ関係の洋古書を集めたりしたので、非現実的な話ではないのですが、いまはちょっと。

小さな本工房にある洋古書は植物図鑑や、ハーブ関係の本、園芸書、植物民俗誌、花言葉の本など。見方によってはかなりマニアックです。そもそも普通に生活するのに100年以上前の洋書が必要なわけがない。

書物は手製本と結びつくので、本工房としては当たり前のものなのですが、生活必需品ならぬ生活不必需品が結構たくさんあって、文字通り始末に困るしまつ。

いろんな木の標本積み木とか24種類の木でできた鉛筆なんてのはかわいい方。引っ越しの時に処分したと思っていたものが出てきてちょっとびっくりです。

bottle.jpg瓶の中に入っているドライフラワー(?)です。左がエリカ、右はタンポポの綿毛です。

いつ作ったものか正確には覚えていないのですが、たぶん20年ぐらい前だろうなと。

当時、ネイチャークラフトの本を眺めていて、そこに紹介されていた瓶詰めが素敵だったので思わず真似をして作ってみたもの。

タンポポの綿毛はタイミングが悪かったのか、選んだものが悪かったのか分かりませんが、思ったようには開きませんでした。でも、これもまた幻想的で良いかも。瓶の底には乾燥剤が入っています。エリカのほうは下にシリカゲルを入れて、そのまま挿しただけのもの。花がこぼれ落ちるかと思いきや、案外くっついています。

セージとかタイムの小枝をカードに縫い付けて標本っぽく作ってみたり。カードにはことわざとか言い伝えや迷信みたいな記事をちょこっと印刷したりして。

ラベンダーの茎で小さなカゴを編んだり、マージョラムとかスイートウッドラフを入れた枕を作ったり、染め物のまねごとをしたり、あれこれやった記憶が・・・

手製本の前からモノづくりには興味があったんだと、ふと思い出しました。

これが、どこかでつながって、新しいもの作りが始まります。

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