2012年2月アーカイブ

工房通信(2月)

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お知らせが遅れましたが、今月のマーケット出店予定です。

2月5日(日曜日)は代々木八幡の「渋谷てづくり市」に出店
2月19日(日曜日)は鬼子母神「手創り市」に出店
1月の鬼子母神手創り市で、ちょっとした取材を受けました。

最初は「普通の」お客さんのつもりでお話をしていたのですが、途中で「手創り市のルポ」の作家さんとわかり、急遽取材に突入しました。

突然のことで、言いたいことをきちんと伝えられたか不安だったのですが、うまく記事にまとめて頂くことができました。下のリンクからご覧頂くことができます。トップの写真もライターさんが撮ってくださったものです。

手創り市のルポ

記事にあるように、マーケットでは商品としての「本」を並べるというよりも、「見本」としてご覧頂き、気に入ったものや、オリジナルの原稿があれば、それをお預かりして「製本する」ことを案内しています。

これまでの出展で、いろいろな本のリクエストを頂きました。洋古書のミニチュア版だったり、対訳百人一首だったりと種類も様々ですが、装幀に関して具体的な希望をきかせて頂けたのは、製作する側としても嬉しいことです。

お気に入りの布や紙をご準備頂いて、それを使って装幀する。

これが手製本の一番の魅力のような気がします。

完成され作品を購入して頂くことも勿論可能ですが、そうではなく、一冊の本を一緒に創り上げていく――製作そのものは小さな本工房の仕事ですが、本の大きさや紙の種類、そして表紙のイメージを聞きながら本に仕立てるのは、「誰かが買ってくれるかもしれない」ものをつくるのとは明らかに違います。

本の内容に合わせて、表紙をつける――簡単なようでなかなか難しい気がします。

なので、サンプルとして展示しているモノはどれも地味です。でも、表紙が違っただけで、ずいぶんと違ってきます。カバーを掛けるという方法もありますが、どちらにしても手作りで仕立てるわけですから、手間はおなじ事。どうせなら美しいモノを、好みに合ったモノを、という提案です。

マーケットで本を選んで頂いて、後日装幀用の紙や布をお預かりして仕立てた本が何冊かありますが、どれも予想以上の仕上がりで、製本した自分でも驚くことばかりです。

こうして仕立てられた本を、依頼者に納品することができるのが、手製本の一番の魅力かも知れません。

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