手製本

| コメント(0) | トラックバック(0)

明日は手創り市です。

http://www.tezukuriichi.com/home.html

天気は心配なさそうですが、どのくらい暑くなるか。

偶然にも先月と同じ場所です。記憶違いでなければ、大きな木の下です。

木陰になっているので、案外過ごしやすいかもしれません。木漏れ日の下での露天商も悪くないかも、です。

先月の手創り市のあと、絵本を大量に製本していました。

これまで作っていた本が「はん・ぶんこ」サイズの本がほとんどだったので、A5判の本が大きく感じられます。でも、慣れてしまうとこれはこれで良いかも、って思えてくるんですね。

私の本は、最初にサイズが決まっていたようなモノなので、A5判とかA6判(文庫本サイズ)にはほとんど興味がありませんでした。

持ち歩くのにも邪魔にならない、それでいて文字の大きさも小さすぎないようにして、きちんと「普通に」読むことができるものというのが大前提だったので、最初からA7判が基準になっていました。

この大きさ、書店にある本でこのサイズというのは聞いたことがありません。なにかのおまけとか付録ならあるかもしれませんが、本体が「はん・ぶんこ」サイズの本というのは小さすぎるのでしょうかね。

でも、「豆本」の世界から見ると、あんまり「豆本」らしくないんですよね。「はん・ぶんこ」サイズの他によく作る大きさが、その半分のA8判(74ミリ×52ミリ)なのですが、これが実用的かというと、私にとってはちょっと微妙なところ。「百人一首暗記帳」はわざとこの大きさで仕立てたのですが、「普通に」読む本であれば、ここまで小さくしようという気持ちにはなれないのです。

というわけで、私の本は、普通の本から見たら小さすぎるし、豆本と言うにはちょっと大きい、そんな位置づけなのかもしれません。豆本をサイズで定義するなら、私の本は豆本とは呼べないかもしれない、でも、そんなことはどうでも良いかな、って思います。

これまで自分で作ってきた小さな本を、A5判、A6判で作り直してみました。同じ素材なのに、大きさが違うだけでだいぶ印象が変わりました。

19世紀の花言葉の本。

これはオリジナルの本が手元にあって、全部のページをスキャンして、左右のページに切り分け、配置し直して印刷・製本したものです。

これまでのA7基準からA5基準に作り直してみました。

オリジナルとほぼ同じ大きさです。

画像を明るめにしてあるので、白っぽい感じになってしまいました。

ついでなので、他の絵本もちょっと大きめのサイズで仕立て直しました。これまでとは違った紙に印刷したので、そのせいもあるかもしれませんが、イラストが迫力を増しました。

素材は同じなのに、どんな紙を使うか、どのサイズにするのか、製本の様式はどうするか、などで書物としての本のイメージががらりと変わるのが不思議です。

それぞれの本にふさわしい体裁というものがあるということなのでしょうね。

せっかくの手製本ですから、自由に作ってみるのもおもしろいかもしれません。

明日は新作のお披露目はありませんが、同じ本(コンテンツ)を違った大きさで製本したものがありますので、比べながらご覧いただくことができます。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://waldsteig.net/mt/mt-tb.cgi/117

コメントする

Powered by Movable Type 5.2.3