2010年4月アーカイブ

デジタルからアナログへ

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世の中がどんどんデジタル化していく。そんな中で、敢えてアナログな世界を楽しもうという試み。

先日見つけたネット上のデジタル古書。
スキャンされた古い書物を閲覧できるというもの。居ながらにして外国の古書を眺めることができるのは嬉しいこと。
2、30代の頃に高いお金を出して買い集めた19世紀の洋書がPCのモニターで見ることができるのだから、便利な世の中になったものだ。
人文系の学問はお金がかかる。手元に資料が無ければなにもはじまらない。私は学者でも研究者でもないが、興味がある分野の書物は無理をして集めてきた。手元に本があるだけで安心してしまっているところもあるが......
手元にある書物もデジタル化されて閲覧できるようになっていた。嬉しいような悔しいような。もし古書を集めていたころにこのようなものがあったとしたら古書店巡りをしたり、ネットで古書を買い集めるようなことをしていただろうか?

最近、デジタル古書をアナログ化する作業をしている。簡単に言えばスキャンされた画像から印刷された本を作るというもの。
せっかくなのでいつものA7判に仕立ててみる。実際は印刷されない領域があるので、5ミリぐらい小さくなるのだが、それでも十分に文字は読むことができるし、オリジナルの画像も含めて小さくした本なので文字の組み方もそのまま再現されている。
イギリスのナチュラリスト、Richard Jefferiesの本(128ページ)やハマトンの『幸福論』(192ページ)の豆本を試作してみた。
本が掌サイズなので、キチンと開いて読むことができるような綴じ方で製本してみた。

PCのモニターでも読むのと、本の形に復元(?)して読むのとではやはり印象が違う。
どちらがいいとか悪いとかではなく、単純に「本」の形をしたものが好きなだけなのかもしれない。

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