奇跡的偶然

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土曜日恒例(?)の神保町古書店巡り。

店の入り口に100円均一本が無造作においてある。ときどき掘り出し物に出会うことがあるので、チェックは怠らない。

そんな100円均一本の段ボール箱のなかに、気になる一冊を発見。緑色の箱に薄い青の帯、この組み合わせは......

緑色の箱は「集英社版世界文学全集」。帯には作家の名前が書いてあるのだが、この色はもしやシュティフターでは?

ちょうど書店の店員がごそごそ本を動かしていたところ、この本を見たのはほんの1、2秒。

そのあと、別の本をごっそり上にのせてしまったので、この瞬間にこの場所にいなかったら絶対に見逃していた。

そんな意味で、大げさな言い方をすれば、奇跡的な偶然だと思う。あるいは、超人的眼力?

これは本の神さまの導きに違いない。

というわけで、シュティフターの『晩夏』1冊、お買い上げ。

この本は既に手元にある(しかも予備も)。でも、100円なら逃がす理由はない。

なぜこれほどまでにこだわるのか、『晩夏』は「無人島に一冊だけ持って行くとしたら」に選んだ本でもあるし(これは高尚な理由)、最初に数ヶ月間探し求めて、初めて見つけた時の1冊が1万円だった(それがちょっと悔しい)というちょっと俗っぽい理由もある。

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