2010年1月アーカイブ

豆本と「ミウラ折り」

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新聞のテレビ欄を眺めていたら、今夜のNHKの爆問学問で「ミウラ折り」を考案した三浦先生が紹介されるとのこと。
このミウラ折り、コンパクトにたたむこともでき、一端を引っ張ると全体を開くことができるというスグレモノ。言葉で説明するよりも実際にみてもらった方が早いと思うので、興味があれば是非とも番組をチェックされたし。

実は、豆本の中でも使っている。
普段作っている豆本は開いた状態で文庫本サイズ。なので開いた時に見渡せる情報量はそれ程多くない。どちらかというとカードを一枚一枚めくる感じ。個々に焦点を当てるという意味では適当なのだが、全体を見渡すのはちょっと難しい。
そんなときに、ミウラ折りのチャートをつける。折りたためばA7判の本にもすっぽりと収まる。そして、開くとA4判やそれ以上の大きさも表示できる。
昔作ったフランス語動詞活用表の豆本にも活かされていた。個々の活用表は見開きで収まれば良いので「豆本」に、そして活用パターンは全体を俯瞰できた方が良いので、チャートにして表紙の内側に貼り付けた。チャートの一端を引っ張ると全体を見渡せて、なおかつ個々のページも同時に眺めることができる。
今取り組んでいる韓国語の漢字音便覧も同じ。本文(音別リスト)と索引は通常通り製本して、これとは別に全体を俯瞰するためのチャートをつける予定。
閉じたときは小さな掌サイズだが、実は結構大きなページも収まっている、ちょっとした工夫がしてある。

韓国漢字音便覧

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数ヶ月前から韓国語の漢字音資料を作ろうと考えていた。去年あたりからようやく着手し、少しずつ作業を進めてきた。先週ちょっと集中的に作業して、ようやく仮製本までたどり着いたところ。

漢字のリストはウェブ上のKSコード一覧を元に処理していくので、一つ一つ入力する手間はない。データの処理はFileMakerというデータベースソフトで行うのだが、基礎段階はどうしても手作業が多くてちょっと大変。

本来ならば最初にカード化してアナログ的な作業をするのだが、今回は直接レイアウトソフト(InDesign)にテキストを流し込んでいつもの豆本の形に仕立て上げる。

本のサイズはいつもの通りA7判、手のひらにおさまるのが丁度良い。ただ、本の小ささと、文字の大きさのバランスがなかなか決まらない。韓国語の場合、漢字が舊字體なので、ちょっと大きめに調整する。

この便覧、通常の順番とちょっとだけ違う。通常は、ア→アイ→アク→アツ→......カ行、サ行となるがこれはアク、カク、サク......、アン、カン、サン、タンのように同じ韻の文字が並ぶようになっている(韓国式の配列で)。

こうすることで日本語と韓国語との対応関係がより明確になる仕組み。まだ途中の段階なので、今後も作業は続くのだが、他にも工夫の余地はありそう。

昔の日記に書いたような、「報酬のない読書と価値のない創作」のようなものだが、それでも、全く無価値なものでないことを信じながら作業している。

製本工房

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今日作った本。
洋装で見た目も豪華なコーネル装。

ヨーロッパの古書にこんな感じの本がある。背と角の部分が革、それ以外の部分はマーブル紙を使うのだが、まだ本物の革を使う自信はないし、マーブル紙も手元に無いので、代用品で試作してみる。
洋紙専門店で、革調の紙と、金色の模様が入った紙を調達してきた。種類も雰囲気も違う洋紙を組み合わせて装幀してみたが、違和感もなく、いかにもという感じで仕上がった。

本の中身は昔作った花言葉の複製本。以前作った豆本ではなく、実際のサイズの80%程度なので文庫本よりも若干大きめ。これなら文字も何とか読めそう。
オリジナルの装幀とはまったく違う印象だが、中身とのバランスは悪くないように思う。
もう少し練習して上手くできるようになったらオリジナルの本やノート、アルバムを作ってみたい。

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