2009年8月アーカイブ

萬年筆(2)

| コメント(0) | トラックバック(0)

先月、新たに萬年筆を購入した。

一本は今年限定で出た「檸檬」。文字通り檸檬色の萬年筆で、これまで使っていたモノよりも若干大きめ。でも慣れてくると、大きめのペンが気になってくる。

ほんの数ミリの違い、重さだって何グラムの違いなのに、案外違っている。気分と用途に合わせて使い分けるのも魅力の一つかも知れない。

もう一本は中古なのだが、見た目で衝動買い。
木軸(カエデ軸)のペンで、20数年前のもの。現行モデルではない。状態も悪くなかったのでほぼ即決で購入してしまった。

木軸には茶系のインクを、ということで色彩雫の「山栗」をいれて毎日便箋2枚分ぐらい書き取りの練習をしていた。

ちょっとかすれが気になったので、修理調整をしてもらったらこれまでとは全然違って驚いてしまった。

最初は見た目で(木軸だったので)選んだものだったのだが、調整してもらってからは書き味も満足できるものになり、いまは一番多く使うペンになっている。

さて、こんな風にしてどんどん増えてしまうといろいろと問題が......

萬年筆は使うことが一番のメンテナンスだそうだ。むかし、2、3本だけの時はそれなりにどれも使っていたのに、急に増えてしまってからは、頻繁に使うモノと滅多に使わないモノとができてモノによってはほとんど使わない状態に......
それぞれが違っていて、どれが良い、悪いというのではないので手放すのも惜しいし、持ち続けるためにはそれなりにメンテナンスも必要だし。

そんなわけで、自由な時間のうち何分かは萬年筆のメンテナンスに時間を割いている、といった具合。
小学生みたいに、『菜根譚』を書き写して漢字の書き取り練習をしている始末。

モノを持つことが束縛になる、解っているはずなのにやめられない。

シュティフターの『石灰石』にでてくる牧師の物語を読み返してみる。

最近のブログ記事

Powered by Movable Type 5.2.3