2009年5月アーカイブ

置換は慎重に

| コメント(0) | トラックバック(0)

きちんと変換されたからいいが、間違って別の単語になっていたら目も当てられない。

前に作ったフランス語動詞活用表の豆本をちょっと手直ししようと思っていろいろといじってみた。

以前作成したあとで途中まで変更してしまったため、まずは形を整えるところからスタート。

オリジナルのデータは残っているので、効率よく作業を進めるためにスタイルを見直すところから始める。活用表の部分の文字を読みやすくするために、セリフ系の書体(Garamond)からサンセリフ系(Gothic)に変更。そしたらインデントとタブの設定も変更せざるを得なくなった。

スタイルを設定した後なので、スタイル部分を修正すればすむことなのだが、それでも何度も試行錯誤を繰り返し、何とか落ち着いた。このあたりは気長にやっていくしかない。

前回のものは語幹も語尾も同じ色だったので、ちょっと単調な感じだし、覚えるという観点からは物足りない気がした。せっかく直すのだから語尾の部分に色をつけることにした。

例えば、条件法現在の語尾の"rais"や"rait"、"rions"などの部分だけ文字色を赤に変えるという作業。
いちいち手作業でやっていたのでは時間がもったいない。なのでこの手の「作業」はPCにまかせる

InDesignというレイアウトソフトを使っているのだが、もちろん検索・置換機能がついているし、正規表現を使えば高度な編集も可能。

まずは、"rions"や"raient"のように明らかに語尾とわかるようなものから試してみる。すると一瞬にしてこの部分だけ文字色が赤に変わる。調子に乗って他の語尾も次々に変換していった。

一通り作業が終わったところで仮製本し、電車の中で眺めてみた。チェック作業は部屋の中よりも電車の中のほうが集中できる。

そしたら、語尾の部分だけが赤くなっていなければならないのに、不必要に赤くなってしまったところがいくつも出てきた。

直説法現在三人称複数の語尾と接続法現在の三人称複数は"ent"だからと一括置換したら、"sentir(感じる)"の語幹部分まで赤くなってしまった。また直説法未来の語尾"rons"や"rez"、条件法現在の語尾"rions"、"riez"の置換で語幹の"r"が"ons"、"ez"、"ions"、"iez"と一緒に赤くなってしまった。

極めつけは、語尾のつもりで変換したはずの"rions"と"riez"が"rire(笑う)"の直説法現在の活用形と一致して、全部赤くなってしまった("ri"が語幹で"ons"と"ez"が語尾)。

法、時制ごとに段落スタイルを設定してあるので、置換条件をきちんと設定すれば防げたはずなのに、楽をしようとしてPCに頼った結果、逆に作業が増えてしまった始末。

まぁ、どちらにしても今のところ試作だし校正のために何度も見直す機会ができて、そのうち覚えてしまえば無駄にはならないだろう。

本当に覚えてしまったら、わざわざ豆本を作る必要もなくなるのだが、そのときは誰かに使ってもらおう......

最近のブログ記事

Powered by Movable Type 5.2.3