職人にあこがれる

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先日、日常使いの万年筆をまとめて調整してもらった。1本は不注意で落としてしまい、ペン先にずれが生じてしまったもの。

さすがは職人、ルーペでペン先を確認すると、ヤスリを掛けたり、指先でちょっと直したり、試し書きをしたりと、あっという間に元通りに直してしまった。

ついでなので、他のものも見てもらい、それぞれ調整してもらった。以前はこの程度だろうと思って使っていたものが、まるで別のもののように書きやすくなったのには驚いてしまった。

話によると、店頭で買ったままの状態でなく、調整した方が格段と使い勝手がよくなるとのこと。確かにその通りだと身をもって実感した瞬間だった。

なにせ万年筆一筋50年というから、ちょっと見て試し書きをしただけですべてを見抜いてしまう。そして調整したあとはまるで別物のように生まれ変わる。

思わず、魔法だ、などと叫んでしまったが、職人曰く、魔法ではなく技術だと。技術に裏付けられた自信と誇りを目の当たりにして、職人と呼ばれる人達に対する敬意と羨望を感じた。

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