2008年6月アーカイブ

コレクションというのは、マイ・コレクションのことでもあるが、実際に、今日の日記に書くのは出版されている本のこと。

むかし、「シュティフター作品集」という4冊の翻訳書があった。シュティフターの作品に出会った頃は、まだ1冊目と2冊目は大きな書店では見つけることができたが、3冊目と4冊目がなかなか見つからず、方々探し回った経験がある。1年ぐらい探して、早稲田にある古書店で偶然4冊セットを見つけた。値段は7000円。

1冊目と2冊目は持っていたので、重複してしまうが、それでも7000円は格安だったので、もちろん即購入した。

その後もあちこちを探したが、なかなか見かけない。ほかの書店では、2万5千円から2万8千円ぐらいになっている。

いま、同じ出版社(松籟社)から新たなコレクションが刊行されている。「シュティフター・コレクション」すでに2冊(「石さまざま」)は刊行されていたが、今回3冊目として、「森ゆく人」が出た。この作品、以前ほかの出版社から出ていたのだが、元々部数が少なく入手困難だった作品だ。

先に刊行された版があるにもかかわらず、新しく出たものを買ってしまうのはコレクターの宿命なのか、あるいは、ファンとしての気持ちなのか......とにかく、古い版と新しい版が並ぶことになった。

特別なコレクションが並ぶ書棚に、新たな本が並ぶ喜び、何ともいえず幸せな気分になる。

ところで、手元には、いろいろな事情により重複して持っている本が何冊かある。

たまたま安かったので買ったものとか、手元にある本よりも状態のいいものが見つかったとか、あるいは、個別に集めたのに、あとからセットで見つかったとか、そういったいきさつによるものだ。

よくよく考えてみると、これを全部手元に置いておく必要もなさそうだ。シュティフターの翻訳書は、ネットで探してもなかなか見つからない。だったら、もっと生かせる方法を考えた方が良さそうだ。

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