知的生活

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最近忙しいのに、無性に本が読みたくなる。試験直前になると急に部屋の掃除を始めてしまうのと似ているかもしれない。

しかも、最初から最後までを読み通すのではなく、あの本この本数冊持ち歩いて、そのときの気分である部分だけを読み返す、そんなスタイルなのだが。

こんな時に持ち歩くのは大体が以前読んだことがある本(初めての本を拾い読みすることってあんまりしないかもしれないので)。

なので随筆だったり、短編集だったり、大体がそのような本ばかり。韓国語の随筆集もそうだし、『馬鹿たちの行進』もそう、昨日のギッシングノ短編も、それから今日読んでいた『知的生活』もそう。

ハマトンの『知的生活』という本、もう20年も前に読んだもので、大学のとき、卒業してからという具合で何年かおきに読み返している。

学生の頃と今とでは、同じ箇所を読んでも、感じることが違うように思う。昔、線を引きながら読んだ部分を読み返してみると、今読んでみてもなるほどと思うし、その通りだという実感もある。

だが、当時よりもより現実的というか、経験を積んだ分だけ違う見方、考え方もできるようになったと思う。

同じ本でも、その時そのときで、得られるものが違うということだろう。

ところで、ここ1、2年だと思うが、やたらと「勉強法」みたいな本がたくさん出ているような気がする。それはそれで悪いことではないだろうし、その内の何冊かは買って読んでみた。

なんとなく、生存競争で生き残るための勉強みたいなところがあって、ちょっとなじめない部分もある。確かに今みたいな状況で、碌にに学びもせずに歳をとることは危険だ。だが、実利的な面だけを追い求めるわけにもいかないのではないか。

もっと別な面もあると思うのだが、今は考える余裕もない。

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