『知的生活』から

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『知的生活』という本に「現代外国語を学ぶ学生へ」という文章がある。

これは、翻訳以外にも高校の時に学生社直読直解アトム英文双書の「インテレクチュアル・ライフ」という英文テキストでも読んだのでとても懐かしい。

その中で著者ハマトンは次のように言っている。

現代外国語を学ぶ者は、常にしっかりとした大地に立たされ、自分の実力が白日のもとに隈なくさらされているわけです。自分勝手なうぬぼれで、進歩の妨げになるような錯覚に陥りそうになっても、周囲がいつまでも錯覚にひたらせてくれません。知ったかぶりをしたくなるような誘惑の種がほとんどなく、逆に、実力が白日にさらされる危険がたいへん多いということは、現代外国語の学生にとっては、結構なことなわけです。

確かにこの通りで、「自分勝手なうぬぼれ」に浸らせるような環境がないと言うことは結構なことなのかも知れない。うぬぼれているようでは進歩がなくなってしまう。

実際には、うぬぼれるほど出来もしないという自覚はあるのでこのような危険はないとは思うが、常に謙虚でいることも難しい。

卑屈になる必要もないが、ある程度は自信を持つことも必要かと思う。

バランス感覚が大事だということだろうか。

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