2007年2月アーカイブ

花言葉のまめほん

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古いイギリスの花言葉の本が何冊かある。その中の1冊をつかって「まめほん」を作ってみた。

オリジナルの本は縦157ミリ、横130ミリぐらいだが、思い切って縮小し、縦77ミリ、横67ミリの布装にしたてた。

本を見開き2ページずつスキャンし、左右のページを別々に1ページずつ名前をつけて保存、その後InDesignを使ってそれぞれのページに配置していく。あらかじめ「まめほん用テンプレート(自作)」が作ってあるので、この作業はページさえ間違わなければすぐに完了。

あとは通常通り切って折って、糸でかがって、表紙をつける作業。いつも作っている本の半分ぐらいの大きさだが、要領は同じなので、それほど時間はかからない。

絵本のような感じにするため、ちょっと厚めの紙(NTラシャ)を使用。もともとが古い本なので、ちょっと淡い感じで印刷してみた。その結果、テキストの部分が読めなくなってしまったが、読むための本ではないので、これは愛嬌。せっかくだから、しおり紐の先に銀の葉っぱをつけてみた。

オリジナルの本と並べて写真に撮ってみた。ちょっと小さすぎたような気もするが、これはいつもの「実用的まめほん」とは別のモノなので満足な出来ばえ。

ただの自画自賛かも?

シュトルム&シュティフター

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1990年代はじめ、給料をもらう生活が始まると同時に、古書の魅力にとりつかれてしまった。

たまたまシュトルムの作品に興味があったので、いろいろと翻訳書を探しているうちに古書の世界に入ってしまったのだ。

今では岩波文庫の「みずうみ」のほか数冊があるだけのようだが、昔は結構たくさん翻訳されていたことが分かった。古書店を歩いてあれこれ探した結果、単行本の他に語学教材、全集の中に収録されたものなど90冊近く集まった。

一人の作家で、これほどの翻訳が集まるとは想像もできなかったし、一つの作品で十数種類もの翻訳があるとに驚いてしまった。

同じ楽譜でも、演奏家や指揮者によって違うように、同じ作品が他の言葉に翻訳されたときに、どのようになるかを眺めることができるのは非常に贅沢な愉しみである。

さて、シュトルム蒐集のためにふと立ち寄った古書店で偶然見つけたのがシュティフターの『森の小径』という本だった。この本に出会ったのは1994年の夏、その日のうちに読み終え、次の日には早速岩波文庫の『水晶』を買ってしまった。その後は例によってシュティフターのコレクションが始まったのだが、約5年ぐらいの間に50冊ちかくになった。いまだに探している本も何冊かあるが、気長に探すことにしよう。

最近は古書店を歩いてもシュトルムもシュティフターも滅多に見なくなってしまった。もしかすると翻訳書を集める最後のチャンスだったのかも知れない。その時期に出会えたことが、とてもありがたいと思う。

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